予防治療
こんなお悩み・症状は
ありませんか?
- もうむし歯になりたくない
- もう歯周病になりたくない
- なんで予防治療が必要なのかがわからない
- どれ位の頻度で歯科医院に通ったらいいのかわからない
予防治療について
「歯も歯ぐきも異常がない、なのに歯科医院に定期検診で通う必要はあるの?」と思われるかもしれません。
しかし、むし歯や歯周病になってしまうと、治療に通うのに時間もお金もかかって大変です。
かかるまえに予防することで、痛みも少なく、少ない通院回数で済ませることができます。
むし歯や歯周病を防ぐために大切なことは「丁寧なセルフケアと」「定期的なプロフェッショナルケア」の2つだけです。
ただし、お口の状態は十人十色で、適切な予防方法もお一人お一人異なりますので、当院では個人に合ったむし歯・歯周病予防を見極め、お伝えします。
歯が人生に及ぼす影響
健康の後悔No.1は「歯の定期検診を受けていればよかった」
雑誌PRESIDENTで行われた50代〜70代のアンケート調査によると、健康の後悔TOP20の第1位は「歯の定期検診を受けていればよかった」でした。
歯は食事、会話、運動など私たちの日常生活であり、楽しみでもある部分と非常に大きな関わりを持っています。
歯が痛かったり、歯がなくてうまく噛めなかったりすることでそれらが辛くなってしまうこともあります。また、通院による時間の消費も大きな痛手となります。
「歯科医院は痛くなってから行くところ」というイメージがあるかもしれませんが、今日から「歯科医院は痛くなる前に行くところ」に意識を変えましょう!
日常で意識して欲しいセルフケア
食後に歯みがきをきちんと行う
むし歯や歯周病の原因は、細菌が食べかすから作り出す歯垢(プラーク/細菌の塊)です。
食後はなるべく食後30分以内歯みがきを行い、食べかすを取り除き、歯垢の発生を抑えることが大切です。
歯ブラシにデンタルフロスをプラスする
歯と歯の隙間や、歯と歯ぐきの隙間(歯周ポケット)は、非常に幅が狭いため、歯ブラシの毛先が入り込むことができず、歯垢が溜まりやすくなります。
デンタルフロスはそうした隙間に残った食べかすや歯垢をしっかり取り除くことができます。
使ったことがない方は、クリーニングの際に歯科衛生士がやり方をお伝えしますので、お気軽にお尋ねください。
最初は慣れないかもしれませんが、段々慣れてきますので、頑張ってチャレンジしていきましょう。
フッ素配合の歯みがき粉や洗口液を使う
フッ素はむし歯の原因となる細菌への抵抗力を高める効果があります。
歯みがき粉を買うときに、1,000〜1,500ppmの高濃度のフッ素が配合されているものを選ぶことをおすすめします。
また、歯みがきの仕上げに、フッ素配合の洗口液を使って、口腔内にフッ素を留めるようにすることも有効です。
歯科医院で受けるプロフェッショナルケア
ご自宅でのセルフケアと合わせて、数ヶ月に一度、歯科医院で定期検診・クリーニングによるプロフェッショナルケアを受けることが大切です。
受診のタイミングは個人のお口の環境によって異なりますので、担当の歯科医師・歯科衛生士から受診の目安をお伝えします。
むし歯・歯周病検診
むし歯・歯周病ともに初期症状は自覚症状がなく、発症に気づくことは困難です。
そこで、歯科医院で歯科医師・歯科衛生士のプロによる検診で早期発見し、早期治療を行うことが大切です。
むし歯はごく初期であれば削る必要もなく、歯周病も軽度であればブラッシングで改善することも可能です。
クリーニング(歯石・バイオフィルムの除去)
どんなに歯みがきが上手な人でも、みがき残しはどうしても発生してしまいます。
みがき残しは時間が経過すると歯ブラシでは取り除けない硬い歯石に変化し、歯科医院にある専用の機器でないと除去が難しくなってしまいます。
歯石は歯垢を付きやすくする性質があるため、定期的に歯科医院で取り除くことが非常に大切です。
また、バイオフィルムの除去も歯科医院でしか行えません。
バイオフィルムは歯の表面に細菌が層をなして堆積しぬるぬるになったもので、これも歯ブラシでは取れません。
こうしたセルフケアでは取り除けない汚れをしっかり落としてもらうためにも定期通院は非常に大切です。
フッ素塗布
フッ素は食べ物にも含まれる天然由来の成分で、むし歯の原因となる細菌への抵抗力を高める効果があります。
フッ素を歯に塗布することで歯そのものを細菌に強くしていくことができます。
市販のフッ素は含有量が1,500ppmまでと決まっていますが、歯科医院では約10倍の123,000ppmまでのフッ素を扱うことができます。
定期的に歯科医院で高濃度のフッ素を塗布することで、より高い効果を得ることができます。